Neo Servo Motor and Driver
Neo Servo System
CBS50シリーズ 






機能 性能 モータ・ドライバ 設置・規格・RoHS指令
(1) ■トルク特性■
 ドライブモニタ信号
 トルクはどの位ありますか。

(2) ■振動特性■
 超高分解能
 何故、低振動なのですか。

(3) ■発熱特性■
 ドライバ
 ドライバの発熱はどの位ありますか。
 モータ
 モータの発熱はどの位ありますか。

(4) ■消費電力■
 消費電力
 消費電力はどの位ですか。

(5) ■ノイズ耐性■
 ノイズ耐性
 耐ノイズ性能の基準はありますか。

(6) ■入力パルス■
 最大入力パルス周波数
 入力パルスの最大周波数はどの位ですか。





(1)トルク特性
 トルク特性
 トルクはどの位ありますか。

 弊社従来製品に比べ、20〜30%のトルクアップを実現しています。

 またトルク制御により不要トルクをカットすることで、トルク特性はフラット化され、消費電流を低減しています。

 下表にセットモータの出力トルク値を示します

モータ型式 出力トルク値 回転速度域 モータサイズ
NSM50-4520 0.24Nm 〜600rpm 角寸42mm L寸34mm
NSM50-4580 0.32Nm 〜600rpm 角寸42mm L寸40mm
NSM50-6571 0.68Nm 〜360rpm 角寸56mm L寸42mm
NSM50-6641 0.9Nm 〜240rpm 角寸56mm L寸48.5mm
NMS50-6701 1.05Nm 〜240rpm 角寸56mm L寸54.5mm
NSM50-6931 2.0Nm 〜120rpm 角寸56mm L寸77.5mm
出力トルク値は、回転速度域の最小値。
〜***rpmは、表示の出力トルク値が維持される回転速度域を示します。
モータサイズは、モータ本体の数値です。


下図にトルク制御による不要トルクカットの様子を示します


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(2)振動特性
 振動特性
 何故、低振動なのですか。

 モータに搭載している慣性コンデンサ機構は、ステップ刻み型であるステッピングモータの回転振動を吸収させるとともに、サーボモータのような慣性( 滑り) 型駆動にさせるマイコム独自開発の「FineDamper」をシャフトに装着することで超低振動化を可能にしました。

 <速度−振動特性比較>


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(3)発熱特性
 ドライバ
 ドライバの発熱はどの位ありますか。

 他のドライバ製品と比較して発熱を低減しております。

 下表に、放熱条件、無風・自然対流が良好な場合と無風・自然対流が悪い場合の代表値を示します。

<放熱環境が良好な場合>
室内条件 観測室内無風・本体回りの自然対流が良好
設置条件 本体縦置き・コネクタ面横向き
カレントダウン あり
観測結果
観測部位 観測時の室温に対する上昇温度 室温40℃時の温度
底板中心部 +18.9℃ 58.6℃
ケース内部品 +42.9℃ 82.9℃

<放熱環境が悪い場合>
室内条件 観測室内無風・本体回りの自然対流が悪い
設置条件 本体横置き・コネクタ面上向き
カレントダウン 無し
観測結果
観測部位 観測時の室温に対する上昇温度 室温40℃時の温度
底板中心部 +24.5℃ 64.5℃
ケース内部品 +57.0℃ 97.0℃
●室温0℃〜40℃の範囲を、ドライバの使用条件温度としています。
●条件の悪いケースでも、CE マーキング試験に合格しています。

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 モータ
 モータの発熱はどの位ありますか。

 下表には、モータの発熱を示します。
モータ型式 測定温度 最大温度
NSM50-4520 +42.4℃ 82.4℃
NSM50-4580 +46.3℃ 86.3℃
NSM50-6571 +51.8℃ 91.8℃
NSM50-6641 +52.8℃ 92.8℃
NSM50-6701 +55.3℃ 95.3℃
NMS50-6931 +59.4℃ 99.4℃
 測定温度:観測時の室温に対する上昇温度(観測温度−室温)
 最大温度:室温40℃時の換算温度(測定温度+40℃)
<測定条件>
 (1) 最大消費電流となるモータ回転速度で動作させる。
 (2) 5秒間モータを回転させ5秒間停止する動作を繰り返す。
 (3) 停止時のカレントダウン無し。
 (4) 上昇温度の飽和後1時間動作を継続。


 環境条件や負荷条件により、モータが発熱する場合があります。
モータ外皮温度は100℃以下で使用して下さい。


 試験や実験としてモータ単体で高速・連続運転させますと、モータ外皮温度が高温になる可能性があります。

 このような場合には左図のように、240(W) ×240(H)×30(D)mmの金属板(アルミ材)、あるいは同等の放熱条件の設置場所に取り付けて駆動させて下さい。


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(4)消費電力
 消費電力
 消費電力はどの位ですか。

 下表には、適用モータの最大消費電力を示します。
モータ型式 モータ角寸 ドライバ最大消費電力
NSM50-4520 42mm 100W
NSM50-4580
NSM50-6571 56mm 200W
NSM50-6641
NSM50-6701
NSM50-6931

 下図には、消費電力の測定方法を示します。

 

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(5)ノイズ耐性
 ノイズ耐性
 耐ノイズ性能の基準はありますか。

 当社試験環境下におけるCEマーキングでの耐ノイズ基準です。

 CEマーキング試験項目の代表例です。

 イミュニティ試験
  ・静電気放電イミュニティ試験(IEC6100-4-2)
  ・放射無線周波電磁界イミュニティ試験(IEC6100-4-3)
  ・電気的ファストトランジェントイミュニティ試験(IEC6100-4-4)
  ・雷サージイミュニティ試験(IEC6100-4-5)
  ・伝導妨害波イミュニティ試験(IEC6100-4-6)
  ・電源周波数磁界イミュニティ試験(IEC6100-4-8)
 エミッション試験
  ・放射性雑音測定
  ・伝導雑音測定

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(6)入力パルス
 最大入力パルス周波数
 入力パルスの最大周波数はどのくらいですか。

 パルス入力端子に入力可能な最大パルス周波数は400KHzです。

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