戻る


 今回ご紹介するのは、脱調レスのステッピングモータ・ドライバ「TSD100」を2セット使用し、2軸のモータの片方(マスター側)を人間が操作、もう一方(スレーブ側)がその動きに倣って動作をするデモです。

 マスター側で操作した位置情報をそのままスレーブ側へ伝達するだけではなく、双方向での力覚を伝える制御が可能なシステムです。


「TSD100 デモ機構成図」 「デモ機写真」
今回のデモ機に用いたTSD100はパルス入力部分をエンコーダの信号(90°位相信号)を受ける事が出来るように改造されたドライバです。

<デモの内容>
 脱調レス モータ・ドライバの「TSD100」を2セット使用し、それぞれの軸に取り付けられたハンドルを回し、スレーブ側の軸が追従して動作する様子をご紹介しています。

 また、TSD100の押し付けトルク変更機能(16段階)により、スレーブ側の押し付けトルクを切り替え、押し付けトルクに変化が出る様子をご紹介しています。


上記動画(Youtube)がご覧になれない場合は下記リンクからもご覧頂けます。
マスタースレーブ制御 デモ動画」(wmv形式 約13MB 1分20秒)

「応用事例」

 マスター側とスレーブ側のやり取りは位置情報のみですので、図のようにモータサイズが違う場合、マスター側の小さな力をスレーブ側に大きなトルクとして伝達する事も可能です。