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Remote Driver
RMS20シリーズ





■各部の名称■
正面
(1) 電源表示LED
 通電時に点灯します。
(2) オーバーヒート表示LED
 オーバーヒート時に点灯します。
(3) C.ADJ(駆動電流調整ボリューム)
 出荷時はモータ定格に設定されています。
 トルクに余裕があり発熱や振動を押さえたいときに再設定します。
(4) 信号入出力コネクタ
 各種入出力信号を接続します。
(5) ACC(加減速調整ボリューム)
 ACC(加減速調整ボリューム)※
(6) モータ接続端子
 各相に合わせてモータリード線を接続します。
(7) 電源接続端子
 電源を接続します。
(8) 保護接地端子(PE)
 装置の保護接地端子と接続します。
(9) 分解能設定
 SW 2で分解能を設定します。
  F:フルステップ
  H:ハーフステップ
 SW 1の設定(OFF)は変更しないで下さい。
(10) CC.ADJ(カレントダウン電流調整ボリューム)
 カレントダウン時の電流を調整します。
上面

 
■機能説明■
電源表示LED(POWER)
 通電時に点灯します。

オーバーヒート表示LED(HEAT)
 ドライバ内の温度が上昇し、オーバーヒート状態にあるとき点灯します。
 このとき、CNのHEAT出力に信号を出力します。
 自動カレントオフ機能が解除されている場合は、オーバーヒート状態でもモータは回転し続けますので注意して下さい。
 自動カレントオフ機能が有効の場合は、オーバーヒート状態になったとき、自動的に励磁オフします。

速度指令電圧入力 (Vin)
 速度指令電圧に応じた速度でモータが回転します。
  ・入力電圧範囲: 0 〜 5V

起動信号入力 (START)
 CNのSTART端子の状態により、起動及び停止を行います。START端子がHレベルになるとVINに入力された電圧に応じた速度でモータが回転します。Lレベルにすると減速しモータは停止します。
  ・Hレベル:起動
  ・Lレベル:停止

回転方向入力 (DIR)
 CNのDIR±間の信号で、モータの回転方向を決定します。回転方向の変更は、モータが完全に停止している時に行ってください。
  ・フォトカプラON :CW方向
  ・フォトカプラOFF:CCW方向

励磁原点出力(MONI)
 出力励磁パターンが励磁原点にあるとき、CNのMONI端子に信号を出力します。

駆動電流オフ機能(CO)
 CNのCO±間の信号で、モータの励磁・無励磁状態を制御し外力でモータを回すことができます。
  ・フォトカプラON :駆動電流オフ
  ・フォトカプラOFF:駆動電流オン

自動カレントオフ機能(A.CO)
 ドライバ内の温度が上昇し、オーバーヒート状態になったとき、自動的に励磁オフする機能です。自動カレントオフ機能が解除の場合は、励磁オフせずにモータは回転し続けます。
 出荷設定にて自動カレントオフ機能は解除されています。

自動カレントダウン機能(A.CD)
 モータ停止0.2秒後にモータ電流値を通常時の約50%まで自動的に下げ、モータの発熱を低減します。
 カレントダウン状態になりますと使用されるモータの特性に影響され、ステップ数に関係なく一定の位置ズレが発生します。

信号入出力コネクタ(CN)
コネクタピン割
1 +5V 7 CO+
2 0V 8 CO-
3 Vin 9 MONI+
4 START 10 HEAT+
5 DIR+ 11 -COM
6 DIR-  
 
コネクタ:233-111(WAGO製)

モータ接続端子(MOTOR)
 各相に合わせてモータリード線を接続します。

電源接続端子(AC)
 単相AC100V-120V 50/60Hz 電源へ接続します。
 電線はAWG18(0.75mm2)以上を使用して下さい。

保護接地端子(PE)
 安全のため、必ず装置の保護接地端子と接続してください。
 保護接地端子に接続する電線は電源接続端子に使用する容量(太さ)以上の電線を使用して下さい。

■接続例■


ボリューム抵抗は
 ・500Ω 〜 10kΩ(0.25W以上)
 ・抵抗変化特性 直線形
を推奨します。
※製品改良のため、お断りなく仕様変更することがあります。ご了承下さい。