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技研だより




 

 このコーナーでは、技術研究所をはじめとするマイコムの技術現場の最新情報を紹介しています。

 今月は小型アクチュエータ「PMS35L/PMC35L」を制御するドライブ・コントローラ「ICD201」用のアプリケーションソフトウェアについてご紹介致します。

<小型アクチュエータセット PMS35L/PMC35Lシリーズ>

PMS35L/PMC35Lシリーズの製品情報はこちら

<小型アクチュエータセット システム構成図>



 
<特徴>
■ 最大15台のドライブ・コントローラ「ICD200シリーズ」の一括管理が可能
■ ICD200シリーズに搭載された3つの動作モード毎にグラフィカルでわかりやすい設定画面を用意
■ ティーチングモードを搭載し、リアルタイムな操作での位置決めが可能

<機能解説 目次>
基本設定 詳細説明へ
絶対位置モード設定 詳細説明へ
相対位置モード設定 詳細説明へ
センサモード設定 詳細説明へ
ティーチングモード 詳細説明へ

基本設定

 基本設定画面では、各入出力の論理設定や、ドライバ分解能等の初期設定を行います。


<1> ドライバに設定した分解能とモータ1回転当たりの移動量を入力する事により1パルス移動量を算出し、その他モードの動作設定ではmm単位で入力が可能です。

<2> デジチェーン接続された複数台のドライブ・コントローラ「ICD201」を一括制御が可能です。(最大15軸)

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 絶対位置モードでは3ポイント間の位置決めを行うモードです。


<1> 各ポイント間の動作パターンと原点サーチに対して、「加速傾斜」「自起動速度」「最高速度」「終点座標」の設定を行います。また、その動作パラメータ設定は数値入力だけでなく、ティーチング動作によっても指定が可能です。

<2> どのポイント間の動作パターン設定を行っているのかが一目でわかる表示になっています。

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 相対位置モードでは4つの動作パラメータから1つ選択し、動作させるモードです。


<1> 相対位置モードで使用する4つの動作パターンと、原点サーチの動作パターンを設定します。また、そのパラメータ設定は数値入力だけでなく、ティーチング動作によっても指定が可能です。

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 センサモードでは、3つのセンサ入力を用いて、各センサ間を動作させるモードです。


<1> それぞれのセンサ間の動作パターンと原点サーチに対して、「加速傾斜」「自起動速度」「最高速度」「移動量」等の設定を行います。また、そのパラメータ設定は数値入力だけでなく、ティーチング動作によっても指定が可能です。

<2> どのセンサ間の動作パターン設定を行っているのかが一目でわかる表示になっています。

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 各動作モードにて、目標座標や移動量を設定する際にはティーチングにて実際にアクチュエータを動作させながらデータを設定する事が可能です。



<1> あらかじめ設定された4つの移動量を組み合わせて「-」「+」を押すことによって、リアルタイムにアクチュエータを駆動する事が可能です。

<2> 相対位置モードでは1〜4の移動量をティーチング動作により設定を行えます。

<3> 絶対位置モードでは原点を除いた「ポイント2」と「ポイント3」の目標位置をティーチングにより設定を行えます。

同様の操作で、センサモードでも移動量1〜3の設定をティーチングにより設定を行えます。

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