命令 : M98/M99 サブプログラムコール
書式 : M98 , { n or Rm } , t
      M99

      n:サブプログラム番号(16〜99)
      t:繰り返し回数(1〜9999)
      m:レジスタ番号:(0〜63)
機能 : M98でサブプログラムを呼び出し、M99で呼び出し元に返ります。
解説 :
 サブプログラムの呼び出しを行います。

 M98命令によってサブプログラムn(Rm)をコールし、そのサブプログラムをt回繰り返し実行し次ぎの命令に移ります。
 Rmはnと同様の設定範囲でなければなりません。
 また繰り返し回数は省略することが可能で、その場合にはt=1と見なされます。
 M99命令はサブプログラムの終了を示す命令です。
 この命令のネスティングは10です。つまりサブプログラムの中から別のサブプログラムをコールするような入れ子の下図が、10に限定されています。


 メインプログラム   
   M98,16,10   ・・・サブプログラム16を呼び出し10回繰り返し
 
 サブプログラム16 
   M31,16   ・・・サブプログラム16の開始
    :  
   M98,99,5   ・・・サブプログラム99を呼び出し5回繰り返し
    :  
   M99   ・・・メインプログラムに戻る
 
 サブプログラム99 
   M31,99   ・・・サブプログラム99の開始
    :
   M99   ・・・サブプログラム16に戻る