命令 : M56 汎用レジスタ操作・比較ジャンプ
書式 : M56 , Rm , { j 1 or Ln1 } , { j 2 or Ln2 } , { j3 or Ln3 }
      m:レジスタ番号(0〜63)
      j1〜3:ジャンプ先行番号(0〜1999)
      Ln:ジャンプ先ラベル番号(0〜99)
機能 : 汎用レジスタを使用した減算演算を行います。
解説 :
 指定されたレジスタの値によって次の実行行番号を決定します。

 ジャンプ先の指定方法は、直接行番号指定(j1〜3)かラベル指定(Ln1〜3)によって行われます。

 Rmのレジスタの値が
   0なら j1もしくはLn1へジャンプ
   正なら j2もしくはLn2へジャンプ
   負なら j3もしくはLn3へジャンプ
 します

 レジスタの数値管理方法は、M52命令を参照してください。


 各データが以下のデータとします
 各軸の小数点以下3桁の設定になっているとします。
  X軸:+10.000mm
  Y軸:-9.9980mm
  R01:20000 (20.0mm)
  R02:30000 (30.0mm)

  M56,R1,10,20,30   ・・・R1レジスタが0なら行番地010へジャンプ
    :     R1レジスタが正なら行番地020へジャンプ
    :     R1レジスタが負なら行番地030へジャンプ
  M56,R1,L00,L10,L20   ・・・R1レジスタが0ならラベル番号L00へジャンプ
    :     R1レジスタが正ならラベル番号L10へジャンプ
    :     R1レジスタが負ならラベル番号L20へジャンプ
  M57,L00   ラベル L00
    :  
  M57,L10   ラベル L10
    :  
  M57,L20   ラベル L20