命令 : M52 汎用レジスタ操作・数値代入
書式 : M52 , Rm , ± d
      m:レジスタ番号(0〜63)
機能 : 汎用レジスタに直接数値を代入します。
解説 :
 汎用レジスタに直接数値を代入します。
 設定値dの設定範囲は-9999999〜+9999999です。

 (注)
 M53〜56で各軸の座標との演算や比較がありますが、このレジスタの管理は座標値のように小数点を含めた形で管理しているのではなく、整数値として管理します。
 従いまして座標値との処理をする場合、小数点を省いた数値でかつ小数点以下の数値を含めて処理してください。

 例として、
  小数点以下3桁の設定の場合
  10.0mmの数値をレジスタ管理するとしたら
   10.0mm÷0.001mm=10000
  としてレジスタには10000の数値を代入してください。


   M52,R01,10000   ・・・汎用レジスタR01に10000を代入
   M52,R17,9999   ・・・汎用レジスタR17に9999を代入

 この例の場合で小数点3桁の座標値としての処理では、
   R01=10.000mm
   R17=9.999mm
 となります。