命令 : M40/M41 繰り返し設定
書式 : M40, { t or Rm }
      M41
      
      t:繰り返し回数(1〜9999)
      m:レジスタ番号(0〜63)
機能 : M40からM41までの間の命令を指定回数繰り返します。
解説 :
 M40からM41命令までの間の命令を指定回数繰り返します。

 指定回数の設定方法は直接数値(t)かレジスタ(Rm)で指定します。
 レジスタの場合、そのレジスタの値はtの設定範囲内でなければなりません

 この命令のネスティングは10です。つまりM40とM41の間に同じように入れ子の数が10以下に限定されています。


   M51,10.0,20.0,30.0,40.0   ・・・各軸のインデックス量は10、20、30、40にします
   M52,R2,100   ・・・R2レジスタに100を代入
   M40,R2   ・・・100回(R2)繰り返し[ネスト1]
   M40<5   ・・・5回繰り返し[ネスト2]
   G00X+Y+Z+θ+   ・・・XYZθ軸インデックス量フォワード移動
   M41   ・・・ネスト2繰り返し終了
   M41   ・・・ネスト1繰り返し終了

 この例ではG00命令を5×100(R2)→500回繰り返し実行することになります。