命令 : I0〜I31 汎用入力条件ジャンプ
書式 : I n , { j 1 , j 2 or Lm1 , Lm2 }

     n:入力端子番号(0〜31)
     j 1 , j 2:ジャンプ先行番号(0〜1999)
     m1 , m2:ラベル番号(0〜99)
機能 : 汎用入力の条件によりプログラムを分岐します。
解説 :
 汎用入力端子でコモン・端子間が導通状態(オン)か非導通(オフ)かの条件によって次の実行行番号を指定する命令です。
 行番号の指定は、行番号を直接入力する方法とラベルによる方法があります。
 j 1 , j 2は行番号を直接指定します。Lm1 , Lm2はラベルを設定します。
 行番号 j1 , j 2の前に±の符号を付けた場合は、現在の行番号からの相対値として行番号を設定します。

 入力端子nがオンのとき j 1(Lm1)の行番号へジャンプします。
 入力端子nがオフのとき j 2(Lm2)の行番号へジャンプします。

 ラベルはM57命令によって設定できます。


   010 G00X10.0Y10.0   ・・・移動命令です
    :   
   020 I02,21,10   ・・・入力端子02がオンなら21番地へオフなら10番地へ
   021 I03,L00,L99   ・・・入力端子03がオンならL00ラベルへオフならL99ラベルへ
    :   
<L00> 030 M57,L00   ・・・30番地をラベルL00にします
    :   
<L99> 040 M57,L99   ・・・40番地をラベルL99にします
   041 G00X-10.0Y-10.0   ・・・移動命令です
   042 I04,-1,+1   ・・・入力端子04がオンなら42-1=41番地へ、
     オフなら42+1=43番地へ
   043 M30