命令 : G01 位置データ単独指定位置決め(直線補間)
書式 : G01 , n [ X ] [ Y ] [ Z ] [ θ ]
      n:位置データ番号(0〜1999)
機能 : 位置データ参照による直線補間位置決めを行います。
解説 :
 位置データの座標値を参照した位置決めを行います。
 SNC-240/440の場合、本体に位置データを2000ポイント格納する事ができます。この格納された位置データを参照して位置決めを行います。

 nで指定した位置番号の位置データ座標に移動します。
 nの設定範囲は0〜1999です。
 nの後には動作させたい軸を指定します。4軸動作の場合にはnの後に「XYZθ」と入力します。
軸の指定がない場合は、位置データが設定されていても、その軸は動作しません。
動作例

 

位置データ番号 座標値
0000
0100
0500
0800
 (60.0,10.0) 
 (90.0, 50.0) 
 (50.0,80.0) 
 (10.0,30.0) 

 G92X0Y0   ・・・現在位置を( 0 , 0 )にします
 G01,0XY   ・・・位置データ( 60.0 , 10.0 )に移動します
 G01,800XY   ・・・位置データ( 10.0 , 30.0 )に移動します
 G01,500XY   ・・・位置データ( 50.0 , 80.0 )に移動します
 G01,100X   ・・・位置データ( 90.0 , 50.0 )に移動します(Xのみ)