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■ 接続例 ■



■ パルス入力方式 ■



■ パルス波形 ■



■ 各部の名称 ■



(1) 電源表示LED (POWER)

  通電時に点灯します。

(2) オーバーヒート表示LED (HEAT)
  オーバーヒート時に点灯します。

(3) 励磁原点表示LED (MONI)
  励磁原点時に点灯します。

(4) 電源接続コネクタ(CN-1)
  電源を接続します。

(5) モータ接続コネクタ(CN-2)
  モータ結線に合わせて接続します。

(6) 信号入出力コネクタ(CN-3)
  各種入出力信号を接続します。

(7) SW
  ・分解能切替:1-4 極
   分解能を切り替えます。
  ・自動カレントダウン機能切替
   (A.CD):5 極
   自動カレントダウン機能を有効/解除にします。
  ・パルス入力切替(1P/2P):6 極
   パルス入力方式を切り替えます。

(8) 駆動電流調整ボリューム(C.ADJ)
  モータ駆動電流を調整します。

■ 機能説明 ■

励磁原点表示LED(MONI):SND101,102,111,112 のみ
出力励磁パターンが励磁原点にあるとき点灯します。
このとき、CN のMONI 端子に信号を出力します。

カレントオフ機能(CO):SND101,102,111,112 のみ
CN-3 の+CO と−CO 間の信号で、モータの励磁・無励磁状態を制御できます。
 H レベル:励磁オフ
 L レベル:励磁オン

オーバーヒート表示LED(HEAT):SND102,112 のみ
内部放熱器の温度が約70℃を越えたとき、点灯します。
このとき、CN-3 のHEAT 出力に信号を出力します。

オーバーヒート機能:SND102,112 のみ
HEAT出力が出力された時、現在入力されているパルスに関しては受け付け動作します。
ただし、一旦パルス入力が切れて20msec の間にパルス入力がなければ、その後パルスを入力しても動作しません。HEAT 出力している間は、励磁を維持(モータフリーにはなりません)します。また、一度HEAT 出力した後、温度が下がりHEAT が解除されると、パルス入力を受け付け動作します。

■ 分解能切替 ■ (SW 1-4極)


 
分解能
 No.1  1/1
 No.2  1/2
 No.3  1/2.5
 No.4  1/5
 No.5  1/8
 No.6  1/10
 No.7  1/20
 No.8  1/25
 No.9  1/40
 No.10  1/50
 No.11  1/100
 No.12  1/125
 No.13  1/200
 No.14  1/250
 No.15  1/500
 No.16  1/1000
■ 自動カレントダウン機能切替 ■ (A.CD  SW 5極)

 モータ停止約200ms 後にモータ駆動電流値を通常時の約50%(出荷設定)まで自動的に下げ、モータの発熱を低減します。
A.CD/OFFスイッチで機能解除できます。

注:自動カレントダウン解除される場合、ドライバに強制空冷が必要です。
注:自動カレントダウン解除される場合、モータとドライバの発熱にご注意下さい。



■ パルス入力切替 ■ (1P/2P  SW 6極)

 駆動パルスの入力方式を、1P/2P スイッチで1パルス方式または2パルス方式に切り替えます。


■ 駆動電流調整ボリューム ■ (C.ADJ)




 C.ADJボリュームは、弊社モータ(PF268-B:定格2A)を調整したときの電流値の目安を示します。

・使用されるモータにより駆動電流値が異なる場合がありますので、必ず、下記の「駆動電流調整方法」にしたがって電流調整を行って下さい。

・ボリュームを時計方向に回しきった位置(MAX)にされますと定格以上の電流が流れる場合があります。モータとドライバの発熱にご注意下さい。

■ 駆動電流調整方法 ■

<接続及び調整手順>
1.下図に示すようにドライバ側のA COMとB COMを電流計の“+”に、モータ側のA COMとB COMを“−”に接続する。

2.C.ADJボリュームを反時計方向に回しきった位置(MIN)に、分解能を1/1にしてから、ドライバの電源を投入する。

3.自動カレントダウンを解除する。

4.C.ADJボリュームでモータ駆動電流値を調整する。
 モータ定格電流値× 2 になるように調整を行う。
 (下図の接続により定格電流2Aのモータの場合、2相分の電流を1つの電流計で調整する為には、モータ定格電流の2倍が必要になります。)

<例> モータ定格電流が2Aの場合
       2A × 2 = 4A
    モータ定格電流が1.2Aの場合
       1.2A × 2 = 2.4A

5.自動カレントダウンを有効にする。

注:電流計の定格を確認してから接続してください。
注:電流調整は必ず、2つのCOMを接続して下さい。
注:ボリュームを時計方向に回しきった位置(MAX)にすると、モータ定格電流以上、流れる可能性があります。


 
■ 電源コネクタ ■ (CN1)
1 DC24V
2 0V
■ モータ接続コネクタ ■ (CN2)
1 A COM 4 /A相
2 B COM 5 B相
3 A相 6 /B相
■ 信号入力コネクタ ■ (CN3)
  1パルス方式 (2パルス方式)
1 PULSE+  (CW+)
2 PULSE-  (CW-)
3 CW/CCW+ (CCW+)
4 CW/CCW- (CCW-)

  1パルス方式 (2パルス方式)
1 PULSE+  (CW+)
2 PULSE-  (CW-)
3 CW/CCW+ (CCW+)
4 CW/CCW- (CCW-)
5 CO+
6 CO-
7 MONI+
8 HEAT+
9 COM-