近年、労働者不足によるロボット分野の市場拡大が見込まれる中、農業の分野においても高齢化が進み、ロボットによる自動化が必要とされています。
その様な状況の中、弊社も昨年度から北海道の農業生産法人様と共同で、ブロッコリー選別自動収穫機の開発を進める事になりました。
開発に取組み始めた頃は、世界的にも前例が無いブロッコリーの選別自動収穫と言う事と、農業機械を手掛けるのが初めてと言うこともあり、我々の技術で本当に実現できるのか?といった不安を持ちながらのスタートでした。
しかしながら、共同開発先の農業生産法人様の熱意や機動力、農業機械に求められる適確なアドバイスを頂いたお陰で、着実に目標に近づいていることを肌で感じるようになりました。
これまでの試作開発における成果では、画像処理による選別機能や収穫機能は概ね満足できるレベルに到達し、その成果を持って特許出願を行いました。
現在は、来年度の収穫時期に向け、装置の実用化を目指しております。
これまでの成果を動画にまとめましたので、下記にご紹介させて頂きます。