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 【MYCOM NEWS】    Vol.104   2012.11.19
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┏━ Index ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
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 ■技研便り
  【 小型空冷ユニット クールジェットモジュール CJM-1 <動画紹介> 】
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 ■「マイコムの独り言」 ・・・ 一言コラム
  【 ステッピングモータを駆動する装置=ドライバ 構成(9) 】
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 ■京都・嵯峨野の風
  【 京の庭園  「大法院」 】
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◆◇◆ 技研便り ◆◇◆
【 小型空冷ユニット クールジェットモジュール CJM-1 <動画紹介> 】

 このコーナーでは、VEST研究所をはじめとするマイコムの技術現場の
最新情報を紹介しています。

 今月は動力源に回転体を使わない新しい方式の小型空冷ユニットである
クールジェットモジュール「CJM-1」をご紹介します。

 ステッピングモータ表面の冷却用途として以前ご紹介しましたが、今月は
その特性を活かしたその他の使用事例についてご紹介致します。

<紹介内容(動画紹介)>
・ファンモータを設置しにくい狭い空間でのスポット冷却
・エアシリンダ、エアブラシ、ホバークラフトといった冷却以外の用途

 ↓クールジェットモジュールの紹介(動画紹介記事)はこちら↓
 http://www.mycom-japan.co.jp/giken/201211/201211cjm.htm

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◆◇◆ 「マイコムの独り言」・・・ 一言コラム ◆◇◆

■ ステッピングモータをお使い頂くために(29) 
「ステッピングモータを駆動する装置=ドライバ 構成(9)」

 先月号では、ステッピングモータドライバの定電流制御回路の基本動作
を説明しました。
 その中で、定電流制御はモータへの駆動電流を常に一定にするのですが、
モータが高速回転すると交流抵抗が増し駆動電流は低下すると説明しました。
 つまり高速域では、モータの発生トルクはだんだん小さくなっていきます。
 このトルク低下はステッピングモータに限った特性ではありません。
 高速域でもっとトルクがほしい場合、通常はそれに見合うモータを
選定し直す事になります。

 ステッピングモータの定電流制御の場合、モータを変えずに高速域の
トルクを確保する方法があります。
 先ずは、図52をご覧下さい。
 http://www.mycom-japan.co.jp/mail/mag/column/c2012.htm#c201211

 図52は、モータの「発生トルク」と「駆動電圧」と「交流抵抗」の相関を
示したものです。
 この図は相関関係を単純化したイメージで、測定値をプロットしたもの
ではありません。ご了解下さい。

 図52-1は、ドライバの電源電圧がDC24Vの場合です。
 モータ回転速度が高くなるにつれ、モータの交流抵抗値(図の赤線)は
大きくなっていきます。
 定電流チョッパー回路はモータへの印加電流を一定にしようと働くので、
PWM幅を拡げ駆動電圧(図の緑線)を大きくします
(先月号の図51も参照ください)。
 これはオームの法則、”電流=電圧÷(交流)抵抗”に従った動作です。
 分母(抵抗)が大きくなるので分子(電圧)も大きくして、電流値を一定に
保つようにします。
 しかし高速になるほど交流抵抗が大きくなっていきますが、電源電圧が
24Vなので駆動電圧は24Vまでしか上げることができません。
 従って駆動電圧が24Vに達した以後は、印可電流は下がっていきトルク
(図の黒線)が低下します。

 そこでモータを代えずに高速域のトルクを確保する方法はないものか、
の話となります。
 ドライバを電源電圧AC100タイプに変えます。
 すると図52-2に示しましたように、トルク低下がより高速域側へシフト
されます。
 つまり高速の”ノビ”が良くなります。
 
 電源電圧がACタイプのドライバは、ドライバ内部で入力のAC100Vを
DC140Vに変換しモータ駆動電圧としています。
 例えばモータ定格電流を2Aとすると、電源電圧DC24Vドライバでは、
交流抵抗12Ω相当の回転速度まで電流2Aを維持できます。

<交流抵抗=駆動電圧÷定格電流=24V÷2A=12Ω>

 一方、電源電圧AC100Vドライバでは、交流抵抗70Ω相当の回転速度
まで電流2Aを維持できます。

<交流抵抗=駆動電圧÷印可電流=140V÷2A=70Ω>

 電源タイプの違いによる高速応答性の違いを判りやすくするために、
かなり各パラメータの相関を単純化してお話ししました。
 AC電源タイプのドライバの方が高速のノビがかなり大きくなるような
説明になりましたが、実際はそんなに大きな差にはなりません。また
回転速度と交流抵抗値の相関は直線的ではないので、図52のようには
なりません。
 ですが同じモータでも、AC電源タイプのドライバの方が高速域の
ノビが良くなることは、確かです。
 何かの機会に、一度お試し下さい。(mt)

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◆◇◆ 京都・嵯峨野の風 ◆◇◆

 このコーナーでは毎月、京都・嵐山地域の寺院や見所を、四季を
感じる事が出来る風景と共にご紹介しています。

 今月は大法院の露地庭園をご紹介致します。

 大心院は以前ご紹介した退蔵院や桂春院、大心院と同じく妙心寺の
塔頭寺院の一つです。

 露地とは茶室に付随する庭の事で、大法院では抹茶をいただきながら
庭を見る事が出来ます。

 大法院は通常は一般公開されておらず、春と秋の年2回特別公開されて
います。

 http://www.mycom-japan.co.jp/saga/saga_1211.htm

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<ネットショップ開店しました>
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 各種デモビデオと総合カタログを収録したCD-ROMカタログも用意して
いますので、下記のページよりお申込ください。
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