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 【MYCOM NEWS】      Vol.54   2008.09.16
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┏━ Index ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
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 ■技研便り
  【 ナノ・ドライブ制御の特徴紹介  】
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 ■「マイコムの独り言」 ・・・ 一言コラム
  【 マイコムの感性実験室(その18)
  脳波解析を用いた伝統的街並みと現代的街並みの視環境の比較研究 】
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 ■京都・嵯峨野の風
  【 嵐電 四条大宮駅 】
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 ■マイコムの海外拠点から届いた写真のご紹介
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 ■マイコム・メールマガジン編集者からのお知らせ
  【 次号予告 】
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◆◇◆ 技研便り ◆◇◆
【 ナノ・ドライブ制御の特徴紹介 】

 このコーナーでは、技術研究所をはじめとするマイコムの技術現場の
最新情報を紹介しています。

 今月はマイコムの独自技術である「ナノ・ドライブ制御」について、その性能
や特徴をご紹介致します。

<ナノ・ドライブ制御の特徴>
 ■ 高分解能駆動
 ■ 高精度(角度分割の均等性)
 ■ 1パルス送り(インチング送り)
 ■ 低振動駆動
 ■ 低下しないトルク
 ■ 多彩なラインナップ

 ↓ナノ・ドライブ制御の特徴紹介の詳細ページはこちら↓
 http://www.mycom-japan.co.jp/giken/200809/200809.htm

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◆◇◆ 「マイコムの独り言」・・・ 一言コラム ◆◇◆

■ マイコムの感性実験室(その18)
・・・脳波解析を用いた伝統的街並みと現代的街並みの視環境の比較研究・・・■

 前回に続き、マイコムの感性実験室にある感性スペクトル解析装置を使用
して纏められた、京都大学大学院 工学研究科 修士課程 佐賀淳一氏の
修士論文「脳波解析を用いた伝統的街並みと現代的街並みの視環境の比較」
を紹介します。

第4章 実験結果
4-3 分析結果
(1)各被験者についての「伝統」/「現代」間の比較
 各被験者の脳波から得られた各電極についての「伝統的街並み」及び「現代的
街並み」に対するα波相対帯域パワー平均値では、10部位のうち、「伝統」優勢
であった部位数が「現代」優勢であった部位数を上回った被験者が9名、「現代」
優勢であった部位数が「伝統」優勢であった部位数を上回った被験者が4名、
同数であったのが1名という結果であった。「伝統」優勢部位が多かった被験者は、
全て8部位以上で「伝統」優勢となっている。このうち、有意差が多く(4部位以上)
検出されたのは3名であった。

(2)全被験者についての「伝統」/「現代」間の比較
 被験者の個人差が大きいため、α波相対帯域パワーの各被験者における
平均値の標準偏差が最小である前頭部(FP1,FP2)の平均値を基準値1.0として、
各被験者についてデータの正規化を行った。
 正規化した各被験者のα波相対帯域パワーを加算平均し、「伝統的」街並みと
「現代的」街並みの比較を行ったところ、α波相対帯域パワー値は全部位に
おいて「伝統的」街並みが「現代的」街並みに対して優勢であり、このうち、
FP2,T4で有意差が検出された。これを頭蓋上のそれぞれの電極位置にプロット
すると、右脳前頭部から側頭部にかけて、「伝統的」街並みに対するαBRPが、
「現代的」街並みと比べてより賦活されていることがわかる。

(3)全被験者について撮影地区間の比較
 全被験者のデータより、撮影地区ごとの差異を調べるため、全被験者の各
部位におけるα波相対帯域パワー値を従属変数、地区を因子として一元配置
分散分析を行った。その結果、FP1,FP2,T3,T4の4部位において撮影地区による
有意差が見られたので、それぞれの部位における各撮影地区間の差異を見る
ために多重比較を行った。全体の傾向を見ると、全部位に置いて「祇園新橋」が
最もα波を賦活し、続いて「嵯峨鳥居本」という結果であった。
対して、「祇園甲部」及び「東山八坂」は「現代的街並み」と比較してもあまり
α波を賦活していない。

第5章 結章
5-1 まとめ
 「伝統的街並み」と「現代的街並み」の視環境がもたらす生理反応の相違を、
映像呈示実験により採取した脳波のα波賦活量を指標に比較分析した。分析
結果の概要は以下である。

・14名の被験者のうち、「伝統」に対するα波相対帯域パワー値が優勢で
あったのは9名であり、うち4名は全部位で「伝統」が優勢、3名は9部位で
「伝統」が優勢、2名は8部位で「伝統」が優勢であった。
・全被験者のα波相対帯域パワー値を、被験者ごとに正規化し、加算して
「伝統」/「現代」間の比較分析を行ったところ、全部位「伝統」に対するα波相対
帯域パワー値が優勢であった。そのうち、FP2,T4の2部位では統計的に有意な
差が見られた。

 以上の結果から、「伝統的街並み」の視環境は「現代的街並み」の視環境に
対して、脳波レベルで異なった生理的影響を及ぼすことがわかった。そしてこの
結果は、「伝統的街並み」は「現代的街並み」よりも視覚的に安らぎや落ち着きを
与えるということを示唆している。
 ただし、「伝統的街並み」のなかでも撮影地区間にα波賦活量の差が見られ、
「現代的街並み」よりも優勢にα波を賦活するとは言えない地区も見られた。

5-2 今後の課題
 今回の実験では京都市内の7地区を選定して試料としたが、今回得られた
ような結果を一般化するにはより多様な地区から試料を得る必要がある。
また脳波α波賦活量以外の生理的は指標でも比較することも残された重要
な課題である。

-出典-
佐賀淳一:「脳波解析を用いた伝統的街並みと現代的街並みの視環境の比較研究」、2008年。

↓これまでにご紹介した内容も含め、図表等の入った紹介ページはこちら↓
 http://www.mycom-japan.co.jp/mail/mag/200809/c0809.htm

<堀江典生>

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◆◇◆ 京都・嵯峨野の風 ◆◇◆
 このコーナーでは毎月嵐電の一つの駅にスポットを当て、その周辺の
寺院や見所を、四季を感じる事が出来る風景と共にご紹介しています。

 2008年1月より嵐電・北野線を北野白梅町駅から順にご紹介してきましたが、
今月からは嵐山本線・四条大宮駅を起点にして、嵐山方面に向かって順に
ご紹介していく予定です。

 今回ご紹介する「四条大宮駅」から徒歩数分のところには、壬生狂言でも
有名な「壬生寺」(みぶでら)があります。
 壬生寺から北に150mほどのところには元祇園神社があり、境内には
センニチコウ(千日紅)が花を咲かせていました。

 また、嵐山近くの池で見かけた、旋回をして枝に止まる直前のカワセミの
幼鳥をご紹介します。

 http://www.mycom-japan.co.jp/saga/saga_0809.htm

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◆◇◆ マイコムの海外拠点から届いた写真のご紹介 ◆◇◆

 今月はアメリカのNydenCorporation(米国マイコム)から届いた
カリファオルニア大学バークレー校(UCB)の図書館と大学のシンボルと
しても有名なセイザータワー(Sather tower)の写真をご紹介します。

 http://www.mycom-japan.co.jp/company/picture/0809.htm

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◆◇◆ マイコム・メールマガジン編集者からのお知らせ ◆◇◆

【 次号予告 】
<技研便り>
■ いよいよ開設となりますVEST研究所の近況をお伝えする予定です。

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 各種デモビデオと総合カタログを収録したCD-ROMカタログも用意して
いますので、下記のページよりお申込ください。
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お手数ですが、メールアドレスをご記入の上、下記までご連絡ください。
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