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 【MYCOM NEWS】      Vol.8   2004.11.15
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┏━ Index ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
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 ■新製品のご案内
  【 エンコーダ付低振動モータ  「MSMシリーズ」 】
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 ■幻の製品紹介
  【 未拘束物体の軌跡追従制御 】
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 ■技研だより
  【 製品化情報室のご紹介 】
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 ■「第4回 産業技術交流会」のお知らせ
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 ■「マイコムの独り言」 ・・・ 一言コラム
  【 ナノ・ドライブとマイクロステップとは(その7) 】
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 ■京都・嵯峨野の風
  【 四季折々の風景・花をご紹介 】
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 ■マイコム・メールマガジン編集者からのお知らせ
  【 次号予告 】
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◆◇◆ 新製品のご案内 ◆◇◆
【 エンコーダ付低振動モータ 「MSMシリーズ」 】

 PCEシリーズの5相ステッピングモータにインクリメンタル・エンコーダと
MYCOM製ダンパーを一体化したモータ「MSMシリーズ(マイコム・ソフトロ
ニクス・モータ)」の発売を開始いたします。

 ■ MSMシリーズ 特徴 ■
 ○分解能:500P/Rのインクリメンタル方式・エンコーダをユニット化
 ○エンコーダ部仕様
   電源:5V±5%
   出力信号:3チャンネル A・B・Z
   出力回路形式:オープンコレクタ
 ○MYCOM製ダンパーを一体化する事により、ステッピングモータの振動
   を限界まで抑制可能

 ↓製品詳細についてはこちら↓
 http://www.mycom-japan.co.jp/motor/msm/msm.htm

随時、適用モータの拡大や分解能1,000P/Rなど、シリーズ化を行って
まいります。

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◆◇◆ 幻の製品紹介 ◆◇◆
【 未拘束物体の軌跡追従制御 】

 マイコムには、幻の製品と言うよりも、用途を見つけて製品化を果たし
たかった幻の技術がたくさんあります。その一つとして、今から10年ほど
前に試みていた「未拘束物体の軌道追従制御」の実験の様子を、動画を
交えて紹介します。
 未拘束物体とは、例えばピンポン球のように、センサやモータといった
入出力装置を持たない物体をいい、これを外界から与える刺激によって
予め描いた軌道に沿って追従させようとする制御です。
 具体的には、あるテーブル上にピンポン球を乗せ、テーブルを傾斜させ
ながら予め描いた自由軌道(ここでは円軌道)に沿って転がそうとする
制御です。おそらく世界で初めて成功した実験ではないかと思います。

 ↓未拘束物体の軌跡追従制御の詳細についてはこちら↓
 http://www.mycom-japan.co.jp/fuzzy/0411/f0411.htm

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◆◇◆ 技研だより ◆◇◆
【 製品化情報室のご紹介 】

 このコーナーでは、技術研究所をはじめとしますマイコムの技術現場
の最新情報を紹介しています。
 今月は、生産開発本部 製品化情報室(旧 技術研究所・デザインニクス
研究室)で行っています製品信頼性試験のうち、エミッション(EMI)試験
(輻射ノイズ試験・雑音端子電圧試験)とイミュニティ(EMS)試験(静電気
放電試験・ファーストトランジェント/バースト試験)、振動試験の試験環境
を動画で紹介します。

 ↓製品化情報室紹介の詳細はこちら↓
 http://www.mycom-japan.co.jp/giken/200411/0411.htm

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◆◇◆ 「第4回 産業技術交流会」のお知らせ ◆◇◆

 毎年恒例となりました日本知能情報ファジィ学会主催の産業技術交流会
「ファジィ・誘・サロン」が2005年1月8日(土)に開催されます。
ぜひご参加くださいませ。

 ↓第4回 産業技術交流会の詳細はこちら↓
 http://www.mycom-japan.co.jp/fuzzy/050108/050108.htm

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◆◇◆ 「マイコムの独り言」 ・・・ 一言コラム ◆◇◆

■ ナノ・ドライブとマイクロステップとは(その7) ■

 指令値に対し高い応答性を持つデバイスは、特性として誤差やバラツキ
の幅が小さいものになっています。このような特性のより良いデバイスを使う
ことで、制御精度を高い水準にすることが出来ます。しかし前回お話しました
ように、応答の優れたデバイスであっても誤差やバラツキはゼロではなく、
高精度を維持するには限界があります。制御精度の表し方にはいろいろあり
ますが、例えば角度精度1度±0.1度と製品カタログに記載する場合、単純に
考えても±0.1度の調整が可能な実力を制御装置が持っていなければなりま
せん。我々は設計を行う時、製品仕様で保証する数値の5〜10倍の実力値
を持つことを目標にしています。

 分解能が高くなればなるほど、許容誤差範囲が小さくなっていきます。
つまり許容誤差範囲とデバイスの持つ誤差が同じレベルになった時、それが
精度を制御できる限界になります。また0.1Aの電流変化で0.1度回転すると
したら、理論的には0.1Aずつ変化していく指令値であれば、モータは0.1度ず
つ均等に回転します。が現実はそうはなりません。では、どうしたらいいので
しょうか。
 そこで登場するのが、ナノドライブの手法です。
 マイコムが提供するナノドライブは、その名称が示しますように、マイクロ
ステップより高分解能制御を可能とするものです。その制御回路のハード
ウェア構成は、マイクロステップのものと大差はありません。つまり、より
高分解能制御をコストアップ無しで実現できるわけです。これまでモデル
を示し説明してきました電磁コイルへの電流を制御する、と言う点ではマイ
クロステップと同じですが、回転角度推移が均等であることを重要特徴と
しているのがナノドライブであります。
 この角度推移の均等性を実現するために用いるナノドライブの手法に
ついて、説明します。
 先ず理論的に角度が均等なる指令値列を、用意します。ある型式のモータ
を、用意した指令値列で回転させ実際の角度推移を観測します。得られた
観測データから、均等になるように指令値を調整していきます。この観測&
調整を、同じ型式のモータ複数個で行い、その平均を取ったものがナノドラ
イブ制御指令値テーブルとなります。実際に角度推移が均等に行われた
モータから得られた指令値ですから、不均等には動きようにも動けません。
 同型式のモータであるなら、その機械的誤差は一定の範囲に定まってい
ます。このように生成した指令値テーブルで、充分な均等性が得られていま
す。もしもっと精度が必要であるならば、そのモータに特化した指令値テーブ
ルを用意すれば良く、データ書き換えのみの作業でありハードウエア変更は
不要です。
 ナノドライブといえども、デバイスの持つ誤差より小さい範囲を制御すること
は出来ません。しかしその誤差を含んだ実際のモータ動作から得られた指令
値ですから、言わば誤差を飲み込んだ制御手法と言えます。
 これが、ナノドライブです。

 これにて本テーマは、終了します。
 技術の説明には数式を用いた方が理解しやすいと言えますが、コラムと
いうことで極力言葉で説明するようにしました。そのために曖昧であったり
冗長であったりし、分かりづらい面もあったかも知れません。お許し下さい。
マイコムでは、詳細な技術説明を行っている技報を用意しております。そちら
も参照して頂けると、より理解が深まると確信しております。是非、ご活用
ください。
 ありがとうございました。(mt)

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◆◇◆ 京都・嵯峨野の風 ◆◇◆
このコーナーでは四季折々の風景・花を紹介していきます。

 今月は嵐山の紅葉をご紹介します。
撮影を行った11/6日はまだ一部の木々が色づく程度で見頃はまだ先と
いった感じでした。今年の見頃は11月中旬から下旬頃という事です。

 http://www.mycom-japan.co.jp/saga/saga_0411.htm

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◆◇◆ マイコム・メールマガジン編集者からのお知らせ ◆◇◆
 【 次号予告 】

<新製品案内>
■ リレーやタイマーなどとともに制御盤への組込がスムーズな
電磁リレー型の5相ステッピングモータ用ドライバを紹介します。

<幻の製品紹介>
■ マイコムには、幻の製品と言うよりも、用途を見つけて製品化を果たし
たかった幻の技術がたくさんあります。その一つとして、次号では今から
5年ほど前に試みていた「削り“かす”を出さない金属加工」の実験の様子を、
動画を交えて紹介します。

<技研だより>
■ 技術研究所メカトロニクス研究室で行っています、
Nano Drive制御を用いたメカニズムの性能を、動画を交えて検証し、
メカニズム設計におけるVE提案を行います。

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製品に関するお問い合わせ sales@mycom-japan.co.jp

各種デモビデオと総合カタログを収録したCD-ROMカタログや、今回一言
コラムで話題がありました技報「舞技」も用意していますので、下記のページ
よりお申込ください。
http://www.mycom-japan.co.jp/cgi-bin/mail/info.html

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お手数ですが、メールアドレスをご記入の上、下記までご連絡ください。
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