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 【MYCOM NEWS】      Vol.7   2004.10.14
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┏━ Index ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
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 ■新製品のご案内
  【 USB対応ネットワーク型コントローラ・システム 「COSMOS-NET」 】
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 ■幻の製品紹介
  【 感覚学習型ドリリング・マシン 】
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 ■技研だより
  【 マイクロニクス研究室のご紹介 】
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 ■「マイコムの独り言」 ・・・ 一言コラム
  【 ナノ・ドライブとマイクロステップとは(その6) 】
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 ■京都・嵯峨野の風
  【 四季折々の風景・花をご紹介 】
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 ■マイコム・メールマガジン編集者からのお知らせ
  【 次号予告 】
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◆◇◆ 新製品のご案内 ◆◇◆
【USB対応ネットワーク型コントローラ・システム 「COSMOS-NET」(仮称) 】

 11月1日より、USB対応ネットワーク型コントローラ・システム「COSMOS-
 NET」(仮称)の第一弾、「CMS-100シリーズ」を発売します。

 COSMOS-NETとは、パソコンをホストコントローラとして、USB対応コントロ
 ーラ「COSMOS-Gate」とマン・マシンインターフェース(駆動ソフトウェア)
 「MYCIS-U」からなる多軸コントローラ・ネットワーク・システムです。
 パソコンにMYCIS-Uを搭載、下位にはマトリックス的な配列でコントロー
 ラ・ネットワークを形成することにより最大127軸までの制御が可能となる
 ものです。

 ■ CMS-100特徴 ■
 ○最大16軸までの制御が可能
 ○マン・マシンインターフェイス(駆動ソフトウェア)「MYCIS-U」で一括管理
 ○省配線でのシステム構築が可能
 ○外観、サイズは5相ステッピングモータ・ドライバの「INS50・IMS50シリー
  ズ」とあわせ、コネクタや端子台位置を合理的に配置
 ○ステッピングモータ用ナノドライブ制御ドライバの分解能設定指令出力
  を搭載

 ↓製品詳細についてはこちら↓
 http://www.mycom-japan.co.jp/controller/cms100/cms100.htm

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◆◇◆ 幻の製品紹介 ◆◇◆
【 感覚学習型ドリリング・マシン 】

 機械系技術社員が考えた、熟練工が醸し出すドリル操作の技を学習して
制御を行いますドリリング・マシンを紹介します。
 かつて、マイコムは米国と台湾に拠点をもつダイナーメカトロニクス社と提携
し、ステッピングモータを搭載した卓上型CNC工作機械(ミーリングマシン、ドリ
リング・マシン、旋盤など)の開発と販売を行っていましたが、このとき、いくら
精密なプログラムで操作したとしても、熟練工の技には至りませんでした。
 ここで紹介します感覚学習型ドリリング・マシンは、いまから10年ほど前、熟
練工の仕草を学習し、その結果を制御プログラムにできないものかと、その当
時に発売されたばかりのMD(オーディオ用のミニデスク)をメモリ媒体して、機
械系技術社員の手によって試作したマシンです。
 ここではMDを使いましたが、過去であればカセットテープで適えられたでしょ
うし、現在であればCD(コンパクトディスク)やHDD(ハードディスクドライブ)で
も適えます。そして、いずれの時代にも半導体メモリーを使えば済むことであ
りますが、そこはマイコムの遊び心が、過去の忘れ物を求めて寄り道を行い
ました。
 また、当然でもありますが、制御系技術社員の手でも知識制御型(あるいは
知能制御型)とするマイコム独自の制御方式で、このような感覚学習型制御
に挑戦しています。この場合には、MDがアナログであるのに対してデジタル
の手法をとっています。ところが、デジタルの場合にはプログラム編集が容易
であるのに対して、一見して気がつかないところでありますが再生された動作
にはスムーズさに欠け、アナログの良さがわかってきました。マイコムでは、
このようなアナログとデジタルの双方の良さを引き出したく、両者の技術の粋を
もって、新たな製品レビューを果たしたいと思っています。
 ここで申し上げましたこと、過去の忘れ物を求めて寄り道していますことは、
忘れられがちなアナログも良さを感覚的に学習したいためでありました。

 ■ 感覚学習型ドリリング・マシン特徴 ■

 プログラム化が困難な熟練技能者によるドリリング加工(手動ハンドル操作)
を動作パターンデータとして記憶・再生・補正が可能であり、一度記憶した動作
パターンは必要な時に何回でも再現する事が可能です。

 ↓製品詳細についてはこちら↓
 http://www.mycom-japan.co.jp/doa/dm/dm.htm

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◆◇◆ 技研だより ◆◇◆
【 マイクロニクス研究室のご紹介 】

このコーナーでは、技術研究所をはじめとしますマイコムの技術現場の
最新情報を紹介しています。
今月は、技術研究所マイクロニクス研究室の紹介と制御系LSIの歴史を
紹介します。

 ↓マイクロニクス研究室紹介の詳細はこちら↓
 http://www.mycom-japan.co.jp/giken/200410/0410.htm

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◆◇◆ 「マイコムの独り言」 ・・・ 一言コラム ◆◇◆

■ ナノ・ドライブとマイクロステップとは(その6) ■

 前回、ステッピングモータのリード線に、サイン波状に推移する電流を
与えることで回転すると説明しました。電流値の推移を細かく制御すれば、
マイクロステップ駆動ができます。この方法を実現するためには、5相ステ
ッピングモータならサイン波状電流生成回路が5つ必要です。
 ステッピングモータに限らずモータに電流を供給する装置(ドライバ)には、
電流制御回路が設けてあります。モータの回転速度に合わせ、電流量を
制御する回路です。これがないと必要なトルクが得られません。また、回転
していないモータコイルの抵抗値は数Ω(オーム)なのでちょっとした電圧で
大電流が流れモ−タが焼けてしまいます。
 この電流制御回路は、ステッピングモータドライバでは1回路搭載されて
いるものが一般的です。サイン波状電流制御のためにはこのような電流
制御回路が相数分必要になり、コストが数倍に跳ね上がります。性能は
向上したもののコストアップでは、おもしろくありません。
 一方まだ問題があります。サイン波状の電流推移を細かくすればするほ
ど、マイクロステップの分解能を高めることができます。簡単に言うならば、
0Aから1Aに励磁することで角度1°回転するなら、0.001Aずつ電流制御
すれば0.001°ずつ回転することになり、分解能1/1000の実現となります。
電流制御を細かく行うためどのくらいの値にすべきか(指令値)を決める
回路は、デジタル回路で構成します。デジタル回路から4ビットで指令値を
送るとし、例えば0000b(十進数で0)=0A、1111b(同15)=1Aと対応させ
ると、0111b(同7)では0.5Aという指令値になります。デジタル指令値は
4ビットで16分割、8ビットで256分割、16ビットで65,536分割・・・・、ビット数
を増やせばそれだけ分解能を高めることができます。
 デジタル回路設計者はビット数を増やし、超高分解能を狙います。が、
モータに電流を直接供給するパワー素子(トランジスタ)は、そのような細か
い指令値に応答しません。例えば、指令値が0.001Aから0.002Aに変わって
も、パワー素子の出力電流値は0.0011Aというのが現実です。アナログ設計
者はカタログを調べ回し、高応答パワー素子を選定することになります。
高応答のパワー素子であっても限界はあるので、各相の電流値のバランス
で回転しているステッピングモータですから、電流値のバラツキがマイクロ
ステップの角度誤差に直結し角度精度が思うように得られないことになります。
 このようにして出来上がる回路は、性能は期待できずにコストアップとなり、
作る意義がありません。ドライバと言うより、パワー素子の応答実験回路に
なってしまいます。
 制御方法構築に向け、発想の転換が必要になってきます。エンジニアの
悩み=挑戦は、続きます。
 もったいぶって申し訳ありませんが、話は次回へと続きます。(mt)

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◆◇◆ 京都・嵯峨野の風 ◆◇◆
このコーナーでは四季折々の風景・花を紹介していきます。

 今月は嵐山と高雄を結ぶ「嵐山・高雄パークウエイ」内で撮影したコスモス
の花を紹介します。

 http://www.mycom-japan.co.jp/saga/saga_0410.htm

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◆◇◆ マイコム・メールマガジン編集者からのお知らせ ◆◇◆
 【 次号予告 】

<新製品案内>
■ 超低振動・脱調レスのステッピングモータを発表します。

<幻の製品紹介>
■ マイコムには、幻の製品と言うよりも、用途を見つけて製品化を果たし
たかった幻の技術がたくさんあります。その一つとして、次号では今から
10年ほど前に試みていた「未拘束物体の軌道追従制御」の実験の様子を、
動画を交えて紹介します。
 未拘束物体とは、例えばピンポン球のように、センサやモータといった
入出力装置を持たない物体をいい、これを外界から与える刺激によって
予め描いた軌道に沿って追従させようとする制御です。
 具体的には、あるテーブル上にピンポン球を乗せ、テーブルを傾斜させ
ながら予め描いた軌道に沿って転がそうとする制御です。おそらく世界で
初めて成功した実験ではないかと思います。ご期待ください。なお、この実験
の利用価値はあるでしょうか。なかなかありそうもありませんが、アイデアが
ありましたら、ぜひ教えて頂きたく思います。

<技研だより>
■ 生産開発本部 製品化情報室(旧 技術研究所・デザインニクス研究室)
で行っています製品信頼性試験のうち、エミッション(EMI)試験(輻射ノイズ
試験・雑音端子電圧試験)とイミュニティ(EMS)試験(静電気放電試験・
ファーストトランジェント/バースト試験)の試験環境を動画で紹介します。

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製品に関するお問い合わせ sales@mycom-japan.co.jp

各種デモビデオと総合カタログを収録したCD-ROMカタログも用意して
いますので、下記のページよりお申込ください。
http://www.mycom-japan.co.jp/cgi-bin/mail/info.html

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お手数ですが、メールアドレスをご記入の上、下記までご連絡ください。
info@mycom-japan.co.jp
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