戻る
技研だより




 

 このコーナーでは、技術研究所をはじめとするマイコムの技術現場の最新情報を紹介しています。

 今月は発売以来ご好評いただいております、少量他品種生産やリペアに最適な「クリーム半田塗布ロボット MRシリーズ」につきまして、そのラインアップと特徴を過去にご紹介してきた動画も交えてご紹介します。


 MRシリーズは駆動部に自社製のNanoDrive制御型ステッピングモータ・ドライバを採用し、高速・高精度位置決めを実現しました。
 また、専用ソフトウエアではプリント基板作成時のガーバーデータを塗布座標値にワンクリックで変換が可能です。

MRシリーズ 性能比較
 
シリーズ名 「MR-300シリーズ」 「MRH-400シリーズ」
動作範囲(X,Y軸) 250mm×200mm 450mm×350mm
移動速度(X,Y軸) 0.1〜300mm/sec 0.1〜500mm/sec
繰り返し精度 ±0.02mm以下 ±0.005mm以下
駆動方式 NanoDrive制御型ステッピングモータ
 


MRH-400DS 特徴紹介

 クリーム半田塗布ロボット「MR-300シリーズ」の上位機種「MRH-400DS」の特徴や動作風景を動画でご紹介しています。

<MR-300シリーズから進化したポイント>
■ 速度・精度の向上
■ 安全性の向上
■ XYストロークの拡大
 
MR-300 クリーム半田塗布動作紹介

 門型ロボット「MR-300DS」を用い、ファインピッチパターン(0.5mmピッチ)へのクリーム半田塗布を行う様子をご紹介しています。



 
クリーム半田塗布専用ソフトウエア MR-300DSJWIN

 クリーム半田塗布用門型ロボットを制御する専用ソフトウェア「MR-300DSJWIN」の優れた操作性を検証する為に、実際に塗布を行うまでの操作手順をビデオに収録しました。

 ガーバーデータを塗布位置データに自動変換が可能であり、プログラムレス化を実現しました。

 説明ではMR-300を用いていますが、MRH-400でも同様にプログラムレスでの制御が可能です。
 
レーザー変位センサでZ軸の高さ補正

 MR-300にレーザー変位センサを搭載し、塗布基板のそり量を自動測定してZ軸の位置補正を行うことで、高精度なクリーム半田の塗布が可能です。

 動画内ではMR-300を用いていますが、MRH-400にも搭載可能です。


 
画像認識ユニット解説

 画像認識ユニットで基板のフィデューシャルマークを読み取り、X,Y,θの3軸を補正する事により、高精度なクリーム半田塗布を実現しました。また、テストモードを搭載し、専用モニターで塗布結果等を拡大表示が可能です。

 動画内ではMR-300を用いていますが、MRH-400にも搭載可能です。

 
ティーチング機能/配列コピー機能解説

 クリーム半田塗布ロボットの「MR-300シリーズ」「MRH-400シリーズ」に搭載されている「ティーチング機能/配列コピー機能」につきましてご紹介してます。