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 今月は、クリーム半田塗布ロボットの「MR-300シリーズ」「MRH-400シリーズ」に搭載された新機能「ティーチング機能/配列コピー機能」につきまして動画でご紹介します。

新機能1 : ティーチング機能

 ガーバーデータから塗布座標値への自動変換機能を使わずに、ジョイパッドを使い目視で位置決めを行い、塗布の開始点と終点を簡単に指定が出来ます。

新機能2 : 配列コピー機能

 ティーチング機能等で作成された塗布位置データをX軸Y軸それぞれのピッチとコピーする個数を指定して配列コピーを行います。


ティーチング機能/配列コピー機能 紹介ムービー
高画質版 低画質版
g2008-02-1.wmv
640×480(750kbps)
Windows Media Player用
g2008-02-2.wmv
320×240(290kbps)
Windows Media Player用


動画内でのティーチング機能/配列コピーの操作手順
<手順1>
 赤丸で囲まれた範囲のパッドをティーチング機能と配列コピー機能を使って塗布位置データを作成し、クリーム半田の塗布を行います。
<手順2>
 左図赤丸で囲まれた2つのパッドをティーチング機能を使って座標値データ化を行います。
<手順3>
 アプリケーションソフトにてデータ化されたパッドを確認する事が出来ます。
<手順4>
 ティーチング機能等で作成された塗布位置データをX軸Y軸それぞれのピッチとコピーする個数を指定して配列コピーを行います。

ここでは、下記データのような配列コピーを行いました。

ピッチ コピーする個数
X軸 16.4mm 2
Y軸 1.27mm 11

 
<手順5>
 <手順4>と同様に、縦向きのパッドも配列コピーを行い、塗布位置データが完成しました。

ピッチ コピーする個数
X軸 1.27mm 11
Y軸 16.4mm 2