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<特徴>

■ 外部起動でステッピングモータを簡単制御

■ 位置データ記憶点数は最大15点

■ 複数の位置決めモードを搭載
 ・位置データ移動
 ・順次起動
 ・複合動作
 ・連続動作
 ・スキャン動作
 (位置決めモードの詳細は下記に紹介)

■ パラメータや位置データはパソコンから書き込み
(専用アプリケーションソフト 「MNCGUI」)

■ コンパクトサイズ(100×90×15mm)


取扱説明書(PDFファイル)
ダウンロード Ver.A 本体
ダウンロード - ソフト





以下ではMNC-110に搭載された数種類の動作方法をご紹介します。
<位置データ移動>

◆ 15種類の移動データの中から一つを選択し移動します。
◆ 絶対値指定の際には目標位置までの移動、相対値指定の際には指定された移動量動作します。

■動作例■




<順次起動>

◆ 起動信号の入力毎に1〜15の移動データを順番に動作します。
◆ 15の移動データはそれぞれ、順次起動の有効/無効を設定する事が出来、有効に設定された移動データのみ順番に動作します。

■動作例■


順次起動 データ番号
<有効> 1、5、6、10、14
<無効> 2、3、4、7、8、9、10、11、12、13、15
上記のように移動データが設定されている場合、以下の順序で移動します。




<複合動作>

◆ 複合動作設定を有効にすると、次のデータと組み合わせて複合台形駆動を行います

■動作例■




<連続動作>

◆ 各移動データの「連続移動設定」を有効にすると、指定された移動データの動作後、続けて次の番号の移動データで動作します。

■動作例■



移動データの設定により「タイマ設定(ウェイト)」として使用する事も出来ます。




<スキャン動作>

◆ スキャン移動方向選択信号にて選択された方向へスキャン動作を行います。

■動作例■
「標準モードのスキャン動作例」



「速度コントロールモードのスキャン動作例」
スキャン動作中に速度変更が可能です。





 
項目 内容
制御軸数 1軸
対象モータ ステッピングモータ
プログラム容量 移動データ 15種類
加減速方式 台形駆動
指令方式 外部起動信号、通信コマンド
外部起動 原点復帰、位置データ移動、スキャン移動、即時停止
通信コマンド 原点復帰、位置データ移動、スキャン移動、インデックス移動、減速、減速停止、即時停止、パラメータ読み込み/書き込み、ステータス読み込み/書き込み、エラー解除
自起動及び最高周波数 低速:1Hz〜65,535Hz (1Hz刻み)
中速:25Hz〜1.638375MHz (25Hz刻み)
高速:50Hz〜3.276750MHz (50Hz刻み)
加減速度 低速:1Hz/msec〜2,000Hz/msec (1Hz/msec刻み)
中速:25Hz〜50KHz (25Hz/msec刻み)
高速:50Hz〜100KHz (50Hz/msec刻み)
移動範囲設定 移動範囲設定可能 (-2,147,483,648パルス 〜 2,147,483,647パルス)
1移動命令設定範囲 -2,147,483,648パルス 〜 2,147,483,647パルス
ドライバI/F クロック出力(オープンコレクタ出力 1パルス/2パルス出力切替可能)
機械センサI/F フォワードオーバーラン、リバースオーバーラン、原点
専用入出力 入力 8点 フォトカプラアイソレート
原点復帰起動、位置データ移動起動、スキャン移動起動、データ選択信号(D0〜D3)、即時停止信号
出力 3点 フォトカプラアイソレート
オープンコレクタ出力 10mA 耐圧35V以下
エラー出力(ALM)、レディ出力(RDY)、ムーブ出力(MOVE)
パラメータ機能 ■システム設定
(原点復帰移動データ、スキャン移動データ、インデックス移動データ、ソフトリミット、速度レンジ設定、機能切替)
■移動データ設定
(位置データ、自起動速度、最高速度、加速傾斜、減速傾斜、動作設定)
通信仕様 RS-232C (ボーレート:9600/14400/19200/38400bps)
入力電源 DC24V±10%
周囲環境 動作時 : 温度 0〜40℃  湿度 30〜80%非結露
保存時 : 温度 0〜60℃  湿度 20〜90%非結露
外形寸法 W100×D90×H15mm (突起物含まず)
質量 50g